京王線高幡不動から1駅です
奈良時代からの歴史があるそうで梅が有名ですが
90歳の母親を車椅子で連れて行くので
そろそろ梅が終わりそうで空いている頃を
見計らいました
樹齢何百年かというような古木がそこここにあり
梅だけでなく福寿草や水仙、ロウバイ、アセビ、椿、雪柳など
たくさんの花々が静かに咲いていて
町の喧騒を忘れることが出来ます
母もとても喜び気分転換が出来たようですが
一番うれしかったのは見ず知らずの人たちが
ヘルプしてくれたことです
実は百草園に行く前に電話で問い合わせ
車椅子でも大丈夫か確めたところ
ほとんどが山で坂や階段が多いが
スロープもあるので大丈夫と言われました
ところがタクシーで行って見ると
入口から階段で中にも入れません
あきらめて帰ろうとしたら
タクシーの運転手さんが
「せっかく来たのだから」と
わざわざメーターを止めて中まで聞きに行ってくれました
すると園の職員さんが出てきて
職員車両通用門を特別に開けてくださり
その上車椅子を押して山の上まで
連れて行ってくれました
そして帰りの心配までして頂きました
1時間ほどゆっくりと散歩し山の空気や
花の香りを楽しみましたが
帰りの坂道も先ほどの職員さんが押してくださり
タクシーが来る道までも
同行してくれました
バリアフリーは心の中にあるんだなと
本当に実感しました
<紅梅が鮮やかでした>