いのちのいただき方

2月28日に、1週間の予定で小林香織さんというボランティアの方がいらっしゃいました。29日は立ち上げ当初からがんばってくれたスタッフ、エクトル・ワハンさんのお別れ会。

ということで、その前日の28日、我が家の鶏をつぶしました。クリキンディ初日から、いきなりそんなスプラッタを見せられてちょっとかわいそうでしたが(笑)、すでに経験があるということで、まったく大丈夫そうでした。

私もすでに鶏は何度も調理しているので、殺すことはまだできませんが、鳥の頭と足の処理はできるようになりました。嘴を切って、上の嘴と下の嘴のところに刃を入れて、頭を二つに分けて、目玉を取り、食道を取り除く。足は、かかとを切って、黄色い皮のようなものを剥ぎ、つめを切る。こうしてスープの具になります。

娘のムユは興味津津。「とりさん、とりさん」と言いながら、じっと見つめています。こういう経験が、ムユにとって、食べることは命をいただくことだということを感じることにつながりますように。そしてエクトルさん、2年間ありがとうございました。