Nプロジェクト〜とがびレポート155 美ヶ原高原美術館こどもたちの彫刻コンクール出品

戸倉上山田中学校の中平です。卒業式を終え、新年度の準備が進んでいますが戸上中の3年選択美術はまだ終わっていません。この授業で制作した作品を美ヶ原高原美術館こどもたちの彫刻コンクールに出品します。写真の作品は、「出会い」という作品名です。コンセプトは、「木は根がはっていて動くことはない。しかし、動かないものでも出会いによって動き出すことができる。」です。一歩、歩き出そうとしている木を表現しています。根の一部が足になっているのです。この作品のアイデアスケッチとコンセプトを見たときから感激していました。完成した作品はさらに着色も茶色、紫、金を使い工夫し、迫力を増しています。今日は、職員室の机の上に作品を置いておいたところ、何名かの先生から「本物の木ですか?」とか「先生が作ったの?」と尋ねられました。「3年生の〇〇君の作品です」というと、「えっすごいね。」「〇〇君はこういう作品つくるんだね」「本物かと思った。素材は何?」と感心していました。人の目を引く魅力的な作品です。中学校最後の作品です。