子どもの自己発見学校とは?自己発見法(セルフ・カウンセリング)

子どもの自己形成を直接支援したいという
自己発見法(セルフ・カウンセリング)の創始者
渡辺康麿先生の思いを前回、お伝えしました。
その為の取り組みを今回は、お伝えしたいと思います。

● 「子どもの自己発見学校」とは ●

子どもの自己形成を育てる「自己発見学習法」を指導します。
自己発見法(セルフ・カウンセリング)の原理を応用した、
子どものための学習法です。
 
子ども自身が自分の内面(目の前の出来事をどのように
自分自身がとらえているのか)に気づき、
受けとめることができるようになります。
相手の内面をくみ取り(目の前の相手は、どのような
事を感じ、自分に何を伝えようとしているのかを推測できる
ようになり)受けとめることができるようになっていきます。

この学習法を学ぶことで、現在子どもが学んでいる
教科学習のポイントも目の前の出来事として自然と
何を伝えようとしているのかが的確につかむ事ができるようになります。
何を伝えようとしているのかがわかってくる事で
目の前の出来事に対して積極的に関わる意欲が起こり、
自ら学ぼうとしたり、友だちと関わっていこうとする意欲が、
子どもの中から生まれます。

■ 実際に子どもに自己発見法を手ほどきしている教師の体験談 ■ 

「お二人のお子さんとの関わりを通して感じたこと」 森島文子

今、私は、二人のお子さんと共に、自己発見学習法を学んでいます。
一人のお子さんは、小学校六年のM子さんです。
もう一人のお子さんは、中学三年のC子さんです。
お二人とは、一対一で、月に1〜2回、私の実家や近所の図書館で、
学習の機会を持っています。
学習の内容は、それぞれのお子さん自身の希望や状況に合わせて決めています。

お二人と関わることで、M子さんC子さんそれぞれが、
本当に色々なことを感じ、考えながら生きているのだと、
ということが伝わってきました。
子どもも大人も変わりない。子どもも毎日を一生懸命生きているんだ、
そんなことを実感として感じることができました。

「大人と子どもが、同じ人間として、どちらが上でも下でもなく、
共に交流しつつ関わる。」
これは、康麿先生が、子どもの自己発見学校を始める時に、
お話になっていたことです。
今、私は、お二人との関わりの中で、まさにそのような交流を
体験させていただいているんだな、と感じています。

● 子どもの自己発見学校教師養成コース ●

生涯学習セルフ・カウンセリング学会では、
自己発見法(セルフ・カウンセリング)を学ばれた方で
子どもの自己形成を援助したい、子ども達と共に自己発見法を学ぶ事で
子ども達と心の交流を目指したい。という方の為に、
「子どもの自己発見学校教師養成コース 」を開設しています。
このコースの過程を学んでいただき学会より認定された方が
子どもの自己発見学校の教師として、
実際に子どもに自己発見学習法を指導します。

◇子どもの自己発見学校教師養成コース(2008年度 概要)◇

受講期間 : 2008年4月〜2009年3月 
対 象 : セルフ・カウンセリング基礎科修了者
内 容 : 
リーディングレッスン、ライティングレッスン、
トークカウンセリング、レターカウンセリング、理論 など。

受講期間は、一年以上。全ての過程を修了された方が
子どもに自己発見学習法を指導する事が出来ます。(%王冠%)

子どもの自己発見学習法、子どもの自己発見学校のお問合せは、
こちらへ ↓ 

●生涯学習セルフ・カウンセリング学会 事務局●
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