みなさんは 自分がいろいろ伝えたいことの
何%を 実際にこどもさんに 言っていますか?
100%か、10%で抑えるのか
ずい分 違ってくるように思いますが、いかがでしょうか?
・・・

お子さんの片づけは、お母さんの頭の痛いところ!という方も
いらっしゃるかと 思います。
あるお母さんは その事で お子さんと
こんな会話をしました。

まず お母さんは 現状の確認をしようと思い、お子さんに
「汚いよね。物が見つからないし、探すのに時間がかかっているのを
どう思っているの?」
「いらいらするし、いやだ!」と娘さん。

その話を聞く中で、勉強机ではない事への不満も出たので、
今度は お母さんが勝手に決めるのではなくて
「一緒に考えようね。」という姿勢の中で
「では、どこにどうやって 片付けたらいいと思うの?」
と カタログと付箋を娘さんに渡して 考えるチャンスを 作りました。

すごく 娘さんは 乗ってきたそうです。
お母さんがいつも やっているのを見ていたので
「ままの 気持ち、わかる!」と言いながら・・。
「同じ引き出しだったら、こっちが 使いやすそうだ。」
自分の中で、
どんどんふるいにかけて 検討したり 比較もしながら
見ていったそうです。

次は 部屋のレイアウトも 聞いたそうです。
「どこに 何があったら いいと思う?」
置けるスペースを測って、家具も選んでいって
その後に
「今雑然として置いているものを 紙袋にいくつか
分けてみようか?」
「何があるか、わからないから 決められないよ。
じゃ、何があるか わけてみよう。」と
お子さんからの 提案もありました。
少しづつ 一緒の作業の中で 今進行中だそうです。

なんだか、とても楽しそうな会話と 雰囲気を感じます。
お母さんは とてもお子さんの気持ちを尊重してあげて
考える質問が たくさん ありますね。
押すでも 引くでもない 娘さんにとっても 同じ目的にむかって
共感と共有しながらの会話が 嬉しそうですね。
どうぞ その調子で♪