「好日館」は魚屋「魚しん」さん跡にできたサロン。「でっぺクラブ」では、旅館で不用になった浴衣などをもらいうけ、それでわらじなどをつくって売っているのですが、これをこつこつためてきたお金で今回、壁紙を買い、みなさんが日曜大工で張り替えたそうです。
そしてサロン内の設備はというと、すべて教育委員会からお借りしたものだそうです。
「たまごや」の宮本さんが、市長さんに直談判して、廃校になった地元の学校から借り受けたもので、机や椅子はもちろん、黒板やスクリーン、大きな定規やピアノなどもあります。
鳴子地域では、ちょうど3年前に鬼首中、鳴子中、川渡中の3校が合併して新しい鳴子中が川渡中のあった場所にでき、鬼首中と鳴子中は廃校になってしまいました。
鬼首中などは木造の校舎で実に味があります。
そうした備品がこうして地域のために再びよみがえります。いいことですね。
(門脇篤)