旅行ではなく、『研修』です(笑) 〜後編〜

13日夕方は、無料で浜名湖のクルージング

があり行って見ました♪

ちょうどいい気温で、新緑が美しい風景を

眺めながらとってもいい感じでした(^^)。

夜は、おじさま方が待ちに待った?宴会。

産業クラブに入って3年。

おかげさまでこのような宴会を楽しむ術を

身につけることが出来ました(笑)。

みなさまの『ハッスルっぷり』がピークに達すると

なぜか河内音頭の唄や踊りが上手なおじさまが唄を唄い始め、

いつのまにか『ミニ河内音頭大会』が開催〜(^〇^)!

みなさま、八尾が大好きな方々だけあって

すんなり河内音頭を踊られ、私もヘタクソですが

一緒に踊っていました♪

一つの踊りを、みんなで踊ることで強まる

地域の、そして人の絆に私は一人、感動しておりました。

そして、やっぱり八尾はいいなーと思いました(*^^*)☆

翌朝・14日、旅館を出た後は、

小堀遠州という江戸時代の有名な庭園を造る

職人さん作のお庭はある龍潭寺(りょうたんじ)を見学。

ここは、江戸時代の有名な老中・井伊直弼公などの

井伊家代々の菩提寺で、幻想的で美しいお寺でした。

たまには、こんな場所で精神修行したいです。

それから、今回の旅が「研修」と言われる所以で

ありますメインイベント!

トヨタ自動車工場の見学に行きましたぁ〜(%笑う女%)(%ハート%)

(工場内は撮影厳禁だったので、トヨタ会館の写真を添付。)

この工場見学も無料だったのですが、予約制ですぐ

いっぱいになるそうです。

一人のガイドのカワイイおねえさんが、車の組み立て工場を

ルートに沿って1時間くらい案内して下さります。

一番感動したことは、「カンバン方式」というトヨタの車の作り方。

とにもかくにもムダ(お金の・・・時間の・・・労力の・・・)を

徹底的に省いた生産方式に感動(^〇^)!!!

昔、小学生3年生くらいの時に、大阪のダイハツ工場の

見学に行ったことがあるのですが、

その時の生産ラインには、同じ車種&色の車が

延々と流れていたのですが、トヨタの今の工場は、

一台一台、色とか車種が違うんです!!!

どうやら、全国(世界から?)注文が来る順番に

作っているそうなんです。

だから、作り置きするムダがないんです。

在庫ロスもないし、収納しておくスペースも必要ない。

一方、思ったことがあります。

それは、キビキビを働く工場の方々を見て・・・

「ここの工場では、あんま働きたくないなぁ・・・(%ショボ女%)」

・・・ということ(笑)。

そこで働いている人たちが、人やのに、めっちゃ精巧な『機械』に見えるんです。

私は人様の人生にあれこれ言う気はさらさらありませんが、

私は、もっと自由でクリエイティブで、人間味があって

マニュアルとか監視とかがない、おシゴトしたいなーと思いました。

だけど、この自動車産業のおかげで

日本の経済力が保たれ、世界の人たちの日本のイメージのよさに

貢献していることは間違いのない事実ですから、

感謝しないといけません。

だけど、だけど、大手自動車メーカーの下におられる

たくさんの日本の中小企業って、

自動車産業の経済力の恩恵を、メーカーほど、

受けているのかは、大いに疑問があります。

どこの国も、どこの地域も経済力があって、たくさんの人がいる

組織が、政治・経済の中心になっています。

普段、なにげなく、自分自身のことだけ見て

生きておりますと絶対に見えて来ない、この国のそして

この世界の『矛盾』が、いろんな場所を見学し

いろんな人のお話を聞きますと見えてきます。

強者や悪者の思惑に、気がついたら

ハマってて抜け出せなくなっていないように

(ハマってしまってても、せめてハマっていることに

気づく人でありたいです)

これからも切磋琢磨し、かしこい市民であり

地球人でありたいと強く思いました。

これはトヨタ会館の展示場にあった

最新のレクサス。

1300万円するのだそうです。

私が乗っている車が13台くらい買えます。

私が一生乗れない車ですので、思わず記念撮影〜(笑)。

(ま、1300万円あれば、別のもの、買いますが♪)

この高級車、工場がフル稼働しても、

予約してからゲットするまで2年かかるほどの人気なんだそうです。

1000万円くらいする高級車と、100万円くらいする車が今

この国で多く売れているそうです。

「どこにどんだけお金を使うのか?」という

価値観の違いもあろうかと思いますが

この国も、格差社会が激しくなって来たな・・・と

改めて実感いたしました。

・・・とか書きながらも、大企業が全て悪いとは思っていないんです。

町工場から大企業に大飛躍させた創業者のお話を

産業クラブの先輩から教えて頂きました。

『そのような偉業を成し遂げられた人には共通点がある。

儲けよう・・・そう思うことはもちろんのことだが、

社員や社会の為にという視点も儲けることと同じくらい

大切にしている人、そして、素晴らしい『哲学』を持っている人だ』

・・・ということなんです。

儲けること、社会貢献・・・この2つは知っていましたし、

曲りなりにも実践しているつもりです。

ところがどっこい『哲学を持つ』ということが

完全にしておりませんでした・・・初めて知りました、そんなこと。

ハンマーで頭をおもいっきりたたかれた気分になりました。

大切なことが完全に抜け落ちている自分に気づきました。

明日から、いや、今日から経営者としての、

そして人としての『哲学』、探そうと思います。

いろいろと忙しくても、たまにはこんな刺激的で

感動的な旅、しないといけませんね。

今となっては、無理して行って本当に良かったです。

旅先でお世話になった方々、そして

産業クラブの皆様、本当にありがとうございました(%笑う女%)(%ハート%)