「住民基本台帳カード(住基カード)」も「e-Tax」もお蔵入り? 日経報道

昨日のブログとの関連で。
からり旧聞にはなるが、07年4月3日の日経ソリューションEビジネス「乱反射」に、「使う人ではなく税務署を優先? 「e-Tax」の使い勝手を検証」と題した記事が掲載されている。
この記事は、住民基本台帳カード(住基カード)や「e-Tax」が、利用者(市民)の使い勝手を無視してシステムがつくられていることを検証したものだ。
4年目となる目玉のe-Taxは納税申告者の3%にしか利用されていないという。確かに、自宅のパソコンから申告するためには、とくかく手続がやっかいだという話をよく聞く。記事にもあるが、実際に手続しようとして途中で止めた人は多いだろうと思う。
住基カードの発行枚数も、昨年(07年)3月31日現在で141万枚。全人口に対しては僅か1%強でしかない。
日経ソリューションがいうとおり、「IT不良資産化」していることは疑いない。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080331/297554/