こどもを信じて、言葉をかけること〜

お子さんを 信じてあげていますか?

こんな事がありました。
ある娘さんが お友達と 3人で遊んでいました。
しばらくすると、弟さんが
「お母さん、ねね(おねえちゃん)が 泣いてるよ。」
と 言って 教えてくれました。

娘さんのお母様達は そこにはいません。
弟さんは
「ねねが心配だから、助けてあげよう。」と言っています。
あなたが もし お母さんだったら、どうしますか?

お母さんは 考えました。
(娘に任せてみよう。もし、どうにもいかなくなったら
言いに来るだろうから・・)
「ねねは、泣いてるけどね、でもきっと 自分の力で
お友達と仲良くできると思うよ。もし、ねねは困ったら ままの所に来ると思うから
ままは ここで 待ってるんだよ。」

見ていると やがて 娘さんは 泣きやんでいました。
お母さんが 笑いかけると、うなづいてくれたそうです。

あとから、お母さんは 「どうしたの〜?」と優しく 聞いたそうです。
すると こう言うことだったんだ、と 話してくれました。
お母さんは 言いました。

お母さん「あの時、泣いているのは わかっていたけど、
ままは、 ままだけが行っちゃうと 他のお友達はどう思うのかな?」
娘さん「寂しいよ。」
お母さん「だから ままは 行かなかったんだ。
あなたなら、きっと お友達と仲良くできると 思ったんだよね。」
娘さん「私は ちゃんと 仲良くなれたから、良かった。」

お互いが お互いを信じて、理解しあっている気持ちが
とても 伝わってきました。

小さいことを 自分で解決できて、笑顔になれたことは
娘さんにとって、小さな成功体験。自信になります。

危険なこと以外の場面では、こどもを 信じて見守ってあげたいものですね♪
お母さんの言葉のかけ方も とても丁寧で
娘さんを理解してあげようと思う気もちが 伝わってきました。
あしたも 笑顔のある 1日でありますように。