NHKのドラマでの会話から〜ご紹介します。

ある養育家庭は、経験の長い養父さんと 20歳のその補助の
主人公、ひとみ
そして 預かっている 3人の子供たちと生活を共にしています。

こどもの補助者の主人公 ひとみは ダンスに夢中。
ある日、家族との早く帰る約束を破って、
朝帰りをした時 こどもに 口止めしました。
(ごめん。お願いだから、夜遅く帰ったことに しといてね。)

翌朝、養父さんは こどものゆりやに聞きました。
「なぁ、ゆりや。 昨日 ひとみが 何時に帰ったか、知ってるか?」
口止めされた ゆりやは 言いました。

「12時半ごろじゃない?・・。」 (そう力なく・・)

お父さんは 怒りました。
「こら、ゆりや。 今 うそをついただろう。

いつもね、『うそは 絶対いけない』って 言ってるでしょ!!
うそをつくとね、人に信用されなく なるんだよ。
人に信用をされなくなったらね、みんなと 心が通じなくなるんだよ。
一人ぼっちに なっちゃうでしょう。ね。」

次に 補助のひとみを叱ります。
「あんたが、この子に うそをつかせたんだ。
あんたも うそをついた。
子どもたちに うそはいけないことを教えるはずの あんたが 
うそをついたんだよ。・・・」

養父さんが うそを本気で叱る場面が よく出てきます。
人として 楽しく生きていくために 教えたいルール。

ただ、嘘つく事は 悪いことなんだ・・ と言うだけではなくて
どうして それがいけないのか、
大人として 何を大切にしているのか、ちゃんと わかるように話すこと
自分も お手本であること、大事にしたいですね。

偶然 こんなお話も聞きました。

私が今お世話になっている会社の 女性の専務さんが
娘ほどの若いスタッフさんと 関わった時の話を してくださいました。

(いろいろ話をした後から)専務さん「ね、わかった?」と聞くと
スタッフさんからは 中途半端な答え・・
専務さん 「今、ほんとは わからないのに、『わかった』って言ったでしょう。
どうして 本当の事を言わないの!?」
スタッフさん 謝ったそうです。

専務さんは いつも 小さいことにも 真剣にぶつかっていく方です。
はじめ、スタッフさんは 怖がっていたそうですが
そのスタッフさんも「本当にありがたい・・」との声を 私もたびたび聞きました。
人と真剣に関わる、人と向き合う姿勢は
とても 大事なことです。

小さな一言から その女性の生き方が 伝わってきます。
叱ることもある、でも 専務さんは スタッフさんのこの1年の成長を 
とても喜んで ほめていました。
思いやりは、本当にその人を思う 優しく、時には厳しい愛情の中にありますね。

あなたは 親として 何を大事にしたいですか?
GWのお休み中 少しゆっくりと考える時間がとれると いいな、と思います。

※この会社 リターントゥヒューマンの社長平井ななえさんも 3人のお子さんを育てていますが
シングルマザーの方を応援する 速読の講師養成コースが あるそうです。
ご興味のある方には 速読 オススメです。