アート湯治祭参加企画・アーティスト紹介⑩:ART STANDARD. + 宮城大学平岡善浩研究室

越後妻有トリエンナーレに参加経験もある宮城大学の平岡善浩先生からは、ゼミの学生さんと、同大にあるサークル「ART STANDARD. 」メンバーを巻き込んだ大規模かつ長期的なプロジェクトをご提案いただきました。
湯治場には「人はあふれず」「みんなは宿の中にいる」という理解のもと、「宿の中の人々の雰囲気をほんの少しだけ宿の外へと滲み出させるようなアイデア」として考え出されたのが、「透治(TOJI)」(仮名称)。
宿の中の湯治客の会話の一部分が、大小さまざまな布に文字としてプリントされて旅館正面の外壁の全面を覆いつくすというものです。使用する布としては、旅館や地域で不要になったシーツ、タオル類などを想定。先日のゆめ会議でも、「じゃあ集めておかなくちゃ」とみなさん張り切っていました。
このほか、「光の盆」や「ごてんゆカフェ」へもさまざまなアイデアで協力いただいたり、アートによる地域活性化取り組み事例として調査・研究を行っていただいたりと、湯治場に若い力が結集?しそうな予感です!
どうぞよろしくお願いいたします!