リンク企画:まめの木「脳元気!こどもと大人のアート教室」

以上の18組が、「GOTEN GOTEN 2008 アート湯治祭」の参加企画となっています。
本当にいろんな種類の企画があって、たいへんバランスがいいと思います。

最後に、参加企画ではなく、「まめの木」さんという臨床美術士有志による活動グループの主催によるリンク企画をご紹介します。東鳴子ゆめ会議の協力で、東鳴子で「ごてんゆカフェ」の行われる8月に開催予定のアートセラピー教室です。
15組ほどの大人とこどものペアに参加してもらい、「ストレスの多い現代のこどもたちに、大人と一緒に自由な表現を楽しむ場を提供する」目的で行われます。

クリニカルアートセラピーとは、脳科学に基づいた独自開発のアートカリキュラムにそって、絵画や立体造形など創造的な活動を行うことで、脳機能の活性をうながすことを目的としています。1996年に日本で、脳神経外科医師・美術家・カウンセラーがチームとなり、認知症の改善・予防を目標として医療の現場で実践研究をスタートさせました。
現在では感性教育、福祉教育、美術教育の分野、地方自治体による介護予防事業、ストレスの多い職種に就いている職員への福利厚生など多方面で活用されています。
クリニカルアートセラピーの創作活動によって、脳を活性化させることの効果は、意欲がわいてきたり、自分に自信をもてるということに表れてくるといいます。 また美術的にものを見ることを続けることで、日常に新鮮な視点が持てるようにもなります。
また、自分自身についても、他の人についても、作品やお互いのいいところを受け容れ、尊重していくというコミュニケーションの向上を、クリニカルアートセラピーではとても大切にしています。