母の日に花を贈った子どもの気持ち〜

日曜日は 母の日でしたね。
ご家庭にカーネーションが飾られている方も
いらっしゃるかと 思います。

あるご家庭の母の日の出来事を お聞きしました。

母の日に 4年生の息子さんが お年玉から 900円くらいで
「母の日、おめでとう♪」と言って
カーネーションの花を 嬉しそうに プレゼントしてくれました。

そこへ お母さんの友人から お世話になったお礼にと
宅配で お母さんの好きな鉢植えの 高い立派な花が届きました。

息子さんは それを見て
「ぼくのあげた花より カッコイイ・・」
ときげんが悪くなり 落ち込んでしまいました。
「きれいだね。 僕の花なんか 最悪!
もっと いい花があったのに お金がなかった・・」

息子さんの言葉から
お母さんへのどんな気持ちが 伝わってくるでしょう?

「ほんとに 深い深い愛情で、もっともっと 大きなお花をあげたかった。
大事に思ってくれてるんだな〜と思います。」

お母さんは
「あなたのお花は 世界1よ。おかあさん、すごい 嬉しかったよ。」
と わたしメッセージで 気持ちを伝えました。

息子さんには 比べてみて がっかりした気持ち、悔しい気持ち、大好きなんだよ
という気持ち いろいろな思いが あったでしょう。

買い物へ行く時には・・・
大事にしていた2千円札を 息子さんが使おうと思った時の気持ち。
お花屋さんに 行く時の わくわくと緊張の気持ち。
お花を選ぶ時の うれしかったり、迷っている時の気持ち。
お花屋さんに声をかける時の ドキドキした気持ち。
買って帰り道の 満足した気持ち・・。
本当に 愛情いっぱいの 息子さんの行動ですね。

「おかあさんは 大きなお花を買いたかった あなたの気持ち、 わかっているよ。
お母さんね、 お花を買いに行って選んでくれた≪あなたが大好き≫よ。」
と 笑顔で 伝えてあげることも できますね。
きょうも、子どもたちの笑顔が 広がりますように。