人はなぜ過ぎ去った過去の「記憶」にかくも苦しみ続けるのか
というのが心的外傷の問題かもわかりません
人間とはいかに過去を生きる存在かということでしょうか
いや ある体験がトラウマになっているとは
それが過去に収まらないで現在であり続けているということでしょう
人間とはそれなりに「自分の物語(歴史)」を負って生きる存在とすれば
その物語にとって異物になっていて物語を壊しているというか
外傷的な記憶は「思い出」「歴史」とはならず
いつまでも現前に生々しいのですね
まるで記憶ではない実体のように
<木蓮が咲いています>