出費隠すキャッチ商法 若者の消費者トラブル①

「雑誌のモデルの仕事をしませんか」
「月収10万円以上は確実。すぐ元が取れる」
「エステを体験してアンケートに答えて」
「通常100万円する画だがあなただけに
特別に60万円に値引きする」

都内の消費者センターに寄せられる
29歳以下の相談件数は06年度は約2万8千件
トップは「架空・不当請求」で1万704件
2位はキャッチセールスで1370件

妙に親しげな言葉は危ない
アンケートと称して路上で声をかけ
事務所へ連れて行って長時間勧誘する例も多い
「あなただけに」は決まり文句

アルバイトの収入しかない人に非常識に
高額な契約を強要する相手も要注意
街で声をかけられてもいらないものはキッパリと
断わる心構えが大切だ

キャッチセールスで契約した場合
契約書面の交付を受けた日から8日間は
クーリングオフの通知で解除できる
万一期間が過ぎても虚偽の説明を受けた場合は
契約を取り消すことができる

どんな時代にも他人に災難と不幸をもたらす「悪人」はいるものだ

<すずらんが咲いていました>