櫻ヶ岡中学校の中平です。さくらびアートプロジェクト2008で、先週から作家さんに生徒から手紙を郵送しました。それを受けて、今日はなんとドキュメンタリー映画監督の原一男監督が来校されました。原監督のプロフィールは下記でご覧ください。
http://result.gr.jp/cinecinedan/pro.html
原監督といえば「ゆきゆきて神軍」という不朽の名作で知られています。その原監督とさくらびがつなっがたのは、アサヒアートフェスティバルがきっかけです。そのネットワーク会議で原監督が小学生や中学生に映像制作をとおして人間教育をされているといううお話をお聞きして、今回の来校の実現となりました。
キッズ学芸員の3名の女子生徒が、さくらびアートプロジェクト2008で映画制作をしたいという希望を持ちました。彼女たちは、幸せというキーワードから中学生を主人公とした劇映画を作りたいと思っているようです。そして、原監督に企画書と手紙を送ったのです。
そして、今日、本校の会議室にてキッズ学芸員が原監督と出会いました。まずは原監督と話し合いが始まり、映画といわゆる美術作品の制作の違いについて教えていただきました。「映画はいろいろな人に自分の考えを伝えて説得しないと完成しないんだ」「本番に入るまでに様々な準備をしないと撮影できないんだよ」と映像制作の大変さについてお聞きしました。
実際の撮影などは生徒中心に行っていくということなので、機材などの扱いについても丁寧にレクチャーしてくださいました。直接映画監督に教えていただけるということで、生徒の顔には緊張感がみなぎったいます。
さて、8月までに作品完成ということで、様々な難題をクリアーする必要が出てきたキッズ学芸員たち。急いでシナリオを完成させなければなりません。今後が楽しみですね。