こけしのという名の由来は、なかには「子を消す」、「子消し」が
こけしになったと思ってる方がいらっしゃるので、
由来をちょっと調べてみましたので、書いてみます。
もともと、地方によって、呼び名が違ってたようで、鳴子では
「こうげす」とか、「こげす」、漢字では「木形子」と
表現していたようです。
そこで、昭和15年7月に、こけし愛好家・研究家(深沢要氏、
天江富弥氏など)が鳴子温泉を会場として集まり、
地元側も町長、町有志、こけし作者などが集まって、
第1回現地の集まり・こけし鳴子大会が開催されました。
この大会で、「こけしの文字は漢字の当て字を絶対に
使用せず、今日より仮名書に改める事」が決議されました。
それから、「こけし」と書くことが定着しました。
実は、鳴子ではじまったことだったのです。
ちょっと、固い話になってしまいました。
(K.T.)