親子の会話から 共に育つこと〜

寮生活をして 離れて暮らしていた娘が
ひさしぶりに 帰ってきました。
始めは はぐしたり、会話で盛り上がって・・
夕方になったら あら 不思議。
ずっとずっと 一緒にいたように
家族の空気のように 馴染んでいました。
そういうものなんですね。

3歳のお子さんと お母さんの会話です。

お子さんが「スイカ!食べたい!」と言いました。
お母さん「今 お腹をこわしているし、よくないよ。
ざんざん降りの雨だし、おかあさん 買いものも ちょっと行けないよ。」
と 返事をしたものの・・

「どうしても ほしいの?」と聞くと
「うん、ほしい。」
それで、あとで 買いに行きました。

家に帰っても・・
まだ お母さんの気もちの葛藤があり
「おかあさん。早く スイカ 切ってよ〜!」とお子さんの
声は耳に入っても
宅配の荷物が 山のように届いているのが目に入ります。
雨も 土砂降りでだし・・
わたしは、まだ コートも脱いでないのに・・」

そのあと、お子さんが スイカのお塩の振り方を 
5回くらい 教えても出来なくて
スイカに 直接くっつけてしまって 騒ぎ出す始末。
おもわず 
「もう、自分でやるのは やめなさい!」
お子さん「いや、自分でやる!」
怒ったお母さんだった そうです。

 おかあさんは 思いました。
もうちょっと 温かい気持ちで 肯定的にみてあげたい・・
さっきは、否定的な気持ちで こうしなさい〜と言ったことを
反省しました。

それで ここ何日かは その事に 意識を向けて
「こう〜したいのね。」
と、自分の手を止めて 応えてあげると、子どもさんの気分が良くなって
次の行動に 移せることが
できるように なってきたそうです。・・
小さな会話の1回1回を 受け取ってあげています。

〜温かい気持ちを 心の中に持っているお母さん。
それで、いいのですよ。大事なことに 気がついて、 改めていく姿勢をお持ちです。
子育ては その事の 繰り返し。
毎日 状況も気持ちも かわっていきますので、こうすればいい、という
1つの正解は ありません。
だから 今の気持ちを感じてあげて 今のお子さんに寄り添っていく心が
大事だと感じています。
こどもと関わる時間は 親とこどもが 共に成長していける 大切な時間
その事 有難いな〜と 思いませんか?