◎今はテント 
 被災地でお会いした皆さんがテントが必要と訴えておられました。確かに、立派な?テントもありましたが、多くの方々は、あり合わせの物で雨がしのげる程度のスペースを確保されている状態でした。地震から2週間後の、都市部から比較的行きやすい地域での話です。
 確かに仮設住宅も建ちつつありました。しかし、何度も書きますが、被災地は広大です。仮設住宅の数も並大抵ではありません。今は何よりもテントが必要ではないかと判断しています。でも、どうすればたくさん贈ることができるでしょうか。検討しています。

もちろん、テントだけではありません。「まともな食事を1回したい。カップヌードルではなく」(現地の村にて)という声は切実です。

◎長期的に
 もちろん、長期的には、「物質的援助より、復興の成功事例づくりを!」(四川大学の先生談)だと思います。私たちも草の根のNGOの1つとして、小さくても、細くても、ずっと思いがつながるような活動を長期的には考えています。