あなたは どんなお子さんに 育ってほしいと
おもわれますか?

ある娘さんのお母さんは 好奇心をもった子どもに
育ってほしい〜そう願って
小さい頃から たくさん関わりながら
言葉も 丁寧にかけて、たくさん ほめてきました。

ところが 今 気になることが あるそうです。
「すごく 元気に育って 自分の考えも 言うし、
いいんですが、でも はっきり ものを言いすぎる気がして・・

たとえば 習い事のあとで、お友達と一緒に帰ろうと言われて
『今日は 一緒に帰らない。ごめんね。』
と 言ったんですが
それが、友達の気持ちを 傷つけたんじゃないかと 思って
わたしの方が 気がかりで・・・、
娘に その時は『お友達は そう言われて どんな気持ちが したのかな?』と
言いました。

娘のことなので 後で気づく時に 気づくだろうとも 思うし
断ったことは 考えて言ったかもしれないし、
いちいち 私が言う事で 萎縮したらよくないのかな〜と 最近 感じています。

「私が言うんじゃなくて、本人が お友達の間で やり取りをして
学んだほうが いい事だったのかな〜?

私の方が その友達に いつも仲良くしてもらっているのに
申し訳ないな〜と思って。
でも、 それって わたしの気持ちですよね。
他のお母さんがいるので、私の中で 後ろめたさが ある・・。

娘は 友達同士で 「ごめんね」と言って さらっと終わることかもしれない。 
足かせになってしまうと、私が言うたびに びくびくするわけですよね・・。」

母親として どこまで 注意をするのか、迷う事って ありますね。

「よく考えたら、娘は 親切で 言ったと思うんですね。わるぎもなくて。
いい所でも あるんですよね。

親心として、痛い目に合う前に 教えたくなってしまう。
こども同士の社会に ゆだねた方がいいかな〜と 思ったり。」

「ちょっと 今は 私は 言いすぎてると思います。
娘も 困ったら 言ってくれると思うし、
親が言ったから 身につくものでもないし・・
自分を含めてそうですが、身を持って 体験したほうがいいところも あります。」

自立につながることを 大事にかんがえた時、
危険なこと以外は 子どもに 任せてみることを 大事にしたい場面も
たくさん あると わたしは思います。

その時も 様子は しっかり見て、お子さんが話したい事は いつでも 評価でなく 
聞いてあげて、励ましてあげられる母親で いたいものですね。

あなたは、何を注意して 何を黙って 見守るのか、その境目を どう決めますか?