櫻ヶ岡中学校の中平です。今日は長野県信濃美術館に美術部29名で学習に行きました。今回の目的は、美術部で取り組んでいる個人製作に向けて刺激を得るということと、単に作品を鑑賞するだけでなく、対話型鑑賞ガイド役をやってみることにより、より美術に親しむことです。
さて、美術館に着き、さっそく自分の好きな作品探しをしました。さすが美術部、一人一人ばらばらな作品に愛着を感じたようで、その絵の前に座りスケッチなどを始めています。
その後、二つのグループに分かれて対話型鑑賞の始まり。土屋学芸員さんは、群像の作品を選び鑑賞を進めています。様々な意見が生徒から次々と出てきたそうです。
次は5名の生徒がガイド役となり、集まった生徒と一緒に対話型鑑賞を始めました。学年も様々ですが、生徒同士ということで、意見はたくさん出てきたようです。ガイド役の生徒は「学芸員さんの大変さがよくわかりました。」と語っていました。
鑑賞を終えて、感想記入用紙を見ると、どの生徒も気に入った作品があり、美術館見学の驚きや感動を描いていました。このような展覧会は中学生にとって、どこか必ず気に入る作品が一枚はあるというところが素晴らしいと思いました。今日も5校が来館していましたが、今後も続けていただきたい展覧会だと思いました。