宮城県北部の商業都市・古川。合併によってここも鳴子と同じ大崎市になりました。
今年の「GOTEN GOTEN 2008 アート湯治祭」では、JR陸羽東線沿線をキーワードにアートで地域を結んでいく企画「りくとうアートライン」として、昨年の岩出山よりさらに東にある古川までネットワーク企画を広げます。
この古川には四季彩通り商店街という商店街があり、日本一美しいまちづくりを目指しています。その象徴となっているのがこの「幸福の黄色いポスト」。商店街理事長の木村さんがあれこれ知恵をしぼったあげくに思いついたもので、今ではすっかり街の名物となっています。
ここで10月に行われる「秋まつり」にあわせ、黄色いポストに無数の「幸福の黄色い毛糸」を結び、その下で何か楽しい場をつくる、という企画を、東鳴子ゆめ会議と四季彩通り商店街との連携事業としてできないかと提案していたのですが、昨日の商店街理事会でおおむねOKが出たとのことで、さっそく来週にも具体的な話に入っていきたいと思っています。
立派な建物をつくったりしなくても、自分たちにとって大切なものがあれば、それをかすがいのようにして人がつながっていけるものなのだな、とこの黄色いポストを見て思います。
10月までの間に、なるべく足を運んで、どうしたらおもしろいものができるか考えていきたいと思います。
ブログもスタートさせました(こちら)。
(門脇篤)