子どもが 自分で決めることを大切にして〜

わが家の次女は高校生です。
自分のことは 自分で決めてほしいのですが、
本人がいいアイデアが出ないことも 時には あります。
でも、指示はしたくない・・そんな時は、情報提供の形で
伝えています。

今 娘は肩の脱臼で接骨院に通っています。
ちょっと時間が遅くなってしまった日、
「この時間だと、接骨院が終ってからだと、
1時の映画に間に合わない!!」
わたし「そうね、ちょっと 間に合わない時間だよね。」
娘「お母さん、どうしよう・・・」
わたし「どっちも できる方法って 何かある?」
娘「え〜 だって、もう時間だよ。早く行かなくちゃ! え〜でも 映画も見たいのに〜!」
わたし「たとえば、いつも 先にやってるストレッチを 今日は家でやることを先生に話したら
時間が短くできるよね。ほかに ある?」
娘「・・・・・。」
最後にわたしは 娘の目を見て ゆっくり はっきりと言いました。
「これはあなたの事だよね。
そうしてもいいし、しなくてもいいから・・自分で自由に決めてね。」

アイデアは伝えた時でも、決めるのは お母さんじゃなくて あなたよ、
それが 伝わるように話します。
娘は、接骨院の後 映画にも間に合って「すっごい 面白かった〜!」と
大満足で帰ってきました。

「〜〜すればいいよ。」は、親が決めた言葉です。
(お母さんに言われたから そうした)というよりも
自立心を育てたいと思う時、(自分で決めたんだ)と思えることを
今大事にしたいと 思っています。
ほんの少し 言葉の表現を変えるだけで 受け取り方は違います。
あなたは どういう母親に なりたいですか?

余談ですが・・・
とは言え・・うちのおばあちゃんは 75歳ですが 今も
主人(長男)に
「朝ごはん ちゃんと 食べたの?」
「今日は 傘、持って行きなさいよ。」と 現役です(笑)。
孫(娘)にも
「熱っぽかったら すぐに帰って来るんだよ。」と・・。親ですね。
そんな声をだせるほど 元気でいてくれて ありがたいです。
親は 何歳になっても 親なんですね(笑)。