平等院を見て、平等院表参道を歩いたあとは、
宇治川の反対側にある、宇治上神社、
源氏物語ミュージアムへ行きました。
宇治上神社は、後ろに仏徳山(大吉山)をひかえて
山門を入るあたりから、何か独特のオーラを感じる場所でした。
そこにいるだけで、心が鎮まる・・・。小雨模様の蒸し暑い
天候でなければ、しばし境内に座っていたことでしょう。
宇治上神社から源氏ミュージアムに至る遊歩道、
「さわらびの道」が心地いい・・・。
木々の深い緑のトンネルをくぐりぬけて歩きます。
どこかから、たとえようもない、いい香りが漂って・・・。
源氏物語ミュージアムに着き、中に入った途端、
同じ香りがしました。香りに包まれながら館内見学。
それは、その日、館内に焚かれていた「堀川」という銘の
お香の匂いでした。
忘れ難い香り、まさに、源氏物語チックです・・・。
「堀川」を買って帰り、家でも焚いてみました。
そして、帰宅後、ネットで色々調べていたら、
「和の学校」(現在は、NPO法人和の学校)という
サイトに出会いました。
〜以下は、「和の学校」のサイトから引用〜
・・・美しい四季や自然、それを彩る歳時記・・・
・・・豊かな文化や芸能・・・
・・・暮らしに息づく知恵・・・
・・・思いやりや感謝の気持ち・・・
・・・おもてなしの心・・・
・・・「和の学校」では、そんな失われつつある日本の良さを取り戻し、
・・・潤いのある心豊かな世の中にすることを目指して誰でも気軽に参加できる、
・・・さまざまな活動を行っています。
普段、「日本人であること」をあまり意識せずにいました。
京都というまちも、「祖父母の住んでいたまち」ぐらいで、
あまり深く知ろうとしていなかったなぁと・・・。
このサイトの記事を、次から次へと読み耽ってしまいました。
宇治を訪れたことから、京都の奥深さに触れ、
「日本人であることを感謝して生きよう」と、素直に思いました。
それは、NPOの活動のミッションと同じぐらい大切だと・・・。
いい週末でした・・・。