幸せの価値観

最近買ったお気に入りの上下スーツを

母がパートに行っているクリーニング屋さんに出しますと

ナント☆500円くらいで、クリーニングして下さりました(%笑う女%)(%ハート%)

世の中原油高等で値上げ、値上げ状態やのに、

どうしてそんなに安く、質の高いクリーニングが出来るのかな?と

疑問に思っておりますと、知人の会社経営者のおじさまが・・・

「クリーニングの工場には、中国からの研修生がたくさん

やって来てて、その子らは日本人の三分の一くらいの人件費しか

かからないんやよ。しかもそんな人たちはみんな、家族に仕送りすべく

あまり休まずに必死で働いてるんやよ。

だから、そんなに安い価格で供給出来るんやよ。」

・・・と教えて下さりました。

クリーニングする工場は、汚れたものを綺麗にする場所ですので、

とても綺麗とは言えない『3K』の場所だと推測されます。

そんな過酷な空間で長時間労働をしている人たちのことを考えながら

私のスーツに綺麗にアイロンをかけて下さった方々の事を思いますと、

スーツ着て、華やかなパーティーとかに行く事に

とっても申し訳ないなーと思ってしまいます(%ショボ女%)(%涙%)

だけど、そこでふっ・・・と、研修生という形で異国の日本に来た

方々の立場に立って物事を考えますと・・・

自分の故郷には、働く場所がなくて、貧困層から抜け出せない。

「愛する両親や子どもにもっとハッピーな生活をしてもらいたい」

そう強く想い、いろんなリスクを負って

日本に渡ってこられ、毎日その目的を果たすべく

がんばっておられるのだと思います。

だから、私のような日本人から見て、「かわいそうやな、不幸やな」

という考え方自体が間違っているんやな・・・

当のご本人たちが「日本に来て、たくさんお金が稼げて、

本当に幸せだなー!」と思っていれば、それでいいんだと思いました(%ニコ女%)

そもそも、何が幸せか、何に幸せを感じるかは

人それぞれ違うと思います。

自分の勝手な思い込みで、あれこれ判断してはいけないなと

改めて思いました(%王冠%)

逆に、家族や人を愛せず、愛すべき人たちに感謝出来なくて

魂がさまよって、生きる目的を失っている、中途半端に豊かな日本人よりも、

そのような夢や目的がはっきりしている

中国や東南アジア出身の研修生の方々の方が

幸せなのかも知れませんね・・・