世界一しあわせ

このままでは駄目だ。もっともっと・・と人は、自分と戦う。
何かに追いかけられているような脅迫観念にも似た不安。
誰かと比べ、自分に満足していない、常に不満がつきまとう。

「ありのままに生きなさい」ってよく聞くけど、ありのまま・・ってなんだろう。
自分を変化、成長させることは可能だ。だから、不平不満があってもそれは成長の糧になるからいいんじゃないかな。

でも、親は変えられない。自分は、父と母がいて、ここにいる。
この事実は真実だ。

「自分は、こうなんだ」って、先ずは受け入れること?
肯定も否定もせず、気付いて・・そして、
自分の両親の元で生まれてきて良かったと思えること。

だって、どこかの誰かと比べて、自分の両親を否定することは、自分自身を・・自分の人生を否定することになる。

私は自分の人生を否定していない!そう想っていた。だけど・・
「私は、世界一しあわせな娘だね」って、両親に言えるだろうか?
そう、考えた時、まだまだ、自分の人生「ありのまま」に生きていない自分に気付いた。