岩手・宮城内陸地震・報告会の開催案内!

「岩手・宮城内陸地震報告会」
〜中越沖地震から1年、岩手・宮城へとリレーされる思い〜

 災害に関わる者として、「被災された方々お一人お一人と丁寧にお付き合いを
させていただくこと」が何より大切だと思います。そのことを改めて痛感させてい
ただいたのが中越沖地震の被災地、新潟県刈羽村でした。あれから1年をまた
ずして、今年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の被災地では、刈羽村で
の経験を活かした支援が展開されつつあります。

 刈羽村での経験を胸に、いち早く宮城県栗原市に駆けつけられた浦野さん
(特・レスキューストックヤード)には、災害直後の様子をご紹介いただきながら、
現地でどのような活動が必要とされた(されなかった)のかを体験をもとにお話し
願います。

 次に、刈羽村でも浦野さん達と一緒に活動し、岩手・宮城内陸地震では、
浦野さんの活動を引き継ぐ形で現地入りした戸口さん(特・日本災害救援ボラン
ティアネットワーク)には、被災者の皆さんはもとより、救援する側になっている
現地社会福祉協議会、被災地内外からの災害NPOやボランティアに何が必要
だったのか(必要でなかったのか)を体験をもとにお話し願います。

 最後に、中越沖地震の時には、ご自身も甚大な被害を受けられていたにも
拘わらず、助ける側になった新潟県刈羽村社会福祉協議会職員の佐藤さんには、
刈羽村でこの1年間感じてこられたことをご紹介頂きながら、どういう思いを岩手・
宮城へとリレーされたいのかという点に触れていただきます。

●日 時:7月11日(金)16:00〜19:00
●会 場:西宮市大学交流センター講義室1(阪急西宮北口下車、アクタ東館6階)
●スピーカー
 浦野愛(特定非営利活動法人レスキューストックヤード:名古屋市)
 戸口京子(特定非営利活動法人日本災害救援ボランティアネットワーク:神戸市)
 佐藤葉子(新潟県刈羽村社会福祉協議会:刈羽村)
 コーディネーター
 渥美公秀(特定非営利活動法人日本災害救援ボランティアネットワーク理事長)
●参加費:無料
●申 込:不要
●主 催:特定非営利活動法人日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)
●共 催:特定非営利活動法人レスキューストックヤード、震災がつなぐ全国
 ネットワーク、被災地NGO恊働センター

≪連絡先≫ 日本災害救援ボランティアネットワーク
 電話:078−231−9011