7月初めだというのに猛暑の毎日。
地球「温暖化」なんて生易しいものではなく、
地球「熱帯化」かも・・・。
そんな天気の中、7月6日は、当法人の「つどい」でも
最初からサポートしていただき、公私共にお世話になっている
堀口節子さんからお声がけいただき、
立命館大学産業社会学部、山本耕平先生の1回生ゼミ生の
学生さん達と一緒に過ごしてきました
将来は、臨床心理や福祉の分野に進んでいかれる
山本ゼミの学生さんたちは、現在、いろいろな事件、事故の
被害者について学ぼうとしておられ、多くの同年代の学生が
被害に遭った「JR福知山線事故」についても学習しようと、
この日、久々知の事故現場へも行って献花され、
そのあと、「被害者の苦しみと、こころの回復」についての話を聴く
という設定で、午後1時〜尼崎市小田公民館に集まっておられました。
★はじめに、学生の方のことば
●ブログライターの話(1時間)
○休憩(10分間)
●堀口節子さんの話(20〜30分間)
●質疑応答(20分間ぐらい)
★さいごに、学生の方のことば
こんな感じの進行でした。
学生さんたちも、昨日は、暑い中、事前に
「現場」を訪れたり、辛い体験もあったことでしょう。
しかし、熱心に話を聴いてくださり、そして、
鋭い質問もたくさん投げかけてくださり
若い方ならではの感性で、この事故を捉えておられ、
「お話させていただいて本当によかった…」と思いました。
山本先生は、和歌山のカレー事件で、専門家として
サポートしておられ、ご遺族とは現在もつながりを
持っておられるとのことでした。
現場のことについては、和歌山の事例でのお話もうかがえ
ライター自身もとても勉強になりました。
この事故に遭った子どもの親として、
また、この事故の支援にも取り組んでいる者として、
特に、堀口さんも言っておられた様に、
負傷者が横につながる、また、それを支援する、という構図は
今までになかったことだけに、すべてが試行錯誤の連続のようなもので、
時として、どうしたらいいのか、迷うことが多々あります。
堀口さんを始めとする、心強い専門家の方々のサポートで
何とか三年間やってきましたが、この日のように、
若い方々の「熱心さ」に触れると、
「また、がんばっていこう・・・」という、エネルギーが湧いてきます。
辛いきっかけなのですが、でも、話すことは大切です。
いい一日でした。
この場をいただいたことに感謝・・・。