こどもを見る目と視野の広さ〜

近所の畑の隅には
もう ひまわりが 咲いていました。 もう夏なんですね。

 朝の時間は ぐずぐずする 女の子。
朝がウィークポイントで、いつも のんびり、
お母さんに同じ事を注意されています。
お母さんが よく見ていると、さっと できるのに 
洋服を迷ったり、雑念があって 
ほかのことを始めてしまい ぐずぐず・・下の子に ちょっかいを出したり・・。
弟が遅い時の方が さっさとやるそうです。
自分から やってほしいな〜と 思っているお母さん。

遅れている時には・・お母さんの声かけは
「朝は どうしたらいいかな?」
娘さん「早寝早起きをする と いいと思う!」
でも、夜は忘れてしまうことも。

「今何時かな〜?」「手が止まっているよ。」と よく言います。
すると 我にかえって 「あっ、そうだった。」まるで 忘れていたかのように。
どんな気持ちで お母さんの声を 聞いているんでしょうね?

ある日 「遅れちゃうよ!」とお母さんが言うと
娘さんは「注意しないで!!」と 言いました。
「私の言い方は やんわりと 遅れちゃうわよ〜という感じなんですけど
娘は 注意されてると思ってるんだな〜と 思って・・
親の思いが 伝わらないな。
本人は 困ってないし、何とか やってるじゃん・・という感じ。
遅れている という 感覚もないし、困ってないかも しれないですね。」

自分から 動く工夫はありそうですか?
「じゃ、お母さんも注意するのも いやだから あしたは 注意しないね。」
と言ったら「それは 困る〜。まま、起こして〜。」

「振り返ると、幼稚園の時は 出来てたんです。
小学校はいろいろな事があるから、雑念があるのかしら・・
ついつい 出来てないところに 目が行きますね。
一人で行くなら 行ける時間なんですけど
友だちと約束があるので、私としては 約束の時間を守ってほしいし
遅れちゃいけない っていうことが ありますよね。
それは 夫婦で話しています。

あとは フォローが足りない・・かな。
<朝を気持ちよく 元気よく 送りだしたい。気持ちよく 行ってほしい。>
それが 願いなので、
遅れてしまうことを注意するよりも
朝を気もちよく 過ごそうね。という会話をしたり
本人はそれでいいのだったら 話をして任せてみることも 
やってみようと思います。

子どもが 出来ていないことは ズームアップして見てしまいがち。
そうすると その事だけが目にいっぱいに飛び込んで
親も 視野が狭くなって 不安になりがちです。
子どもの年齢が上がってきたら、そんな時
もう少し 離れてあげて
ズームは引きにして 広い視野の中で 子どもを見る視線と、
自立していくために 今大事な言葉は 何かな?と
ちょっと 考えてみては いかがでしょうか。