廃業するお風呂屋さんは宝の山 其の壱/神田温泉

続けざまの書き込みで、申し訳ありません。
はけ口がなかったので、これ幸いと書き込みしています。
しばしお付き合いを。

さて、前回の部品が手に入らなくなるという続き・・・。
メーカーが廃盤にしたり、手に入らなくなった部品や設備が
手に入るルートがあります。廃業するお風呂屋さんです。

隣の支部のお風呂屋さんが、廃業しました。5年前に改装したばかりですが、
家族の事情で廃業を決めたそうです。
面識はありません。ダメもとで、いらないものがあれば、もらえないか聞いたところ「いいよ!何でも持って帰って。業者がしょっちゅうやって来てうっとしい。」とのこと。
脱衣箱の鍵・防水灯・体重計・カラン・シャワー・電気風呂電極盤とコントローラー等々。

何故、私は古いカランやシャワーまで持ち帰るのか?

まるで、ハイエナのように取り壊し前の設備を持ち出して・・・と思われるかもしれませんが、修理するにも部品が手に入らなくなっています。銭湯は、一般住宅とは違った
特殊な設備があります。ところが、銭湯の廃業が相次ぎ、専門の業者もそれに伴って
減る一方です。メーカーは売れない商品は、廃盤にしていきます。修理することすら出来なくなっています。配管の口径が変わりでもしたら、床や壁をはつって(削っての意)配管し直さなくてはいけません。シャワー1個交換するのに壁に穴を開けなくてはならないなんて・・・。

具体例は、またまた、続き。