7月9日(水)【メタボと食生活】の講座が開催され、11名の方が受講されました。
講師は、「くらびすと」養成講座の一期・二期で講師を務めてくださった
管理栄養士の高橋千恵子先生 です。
今回は、事前に受講者の方からの質問を受付けていたので、
講座の内容は、その事をふまえて進められていきました。
まずは、この講座の題名にもあげられていて、
最近よくいわれている【メタボ】= メタボリックシンドローム
これがどういう状態をいうのか説明があり、メタボにならないためには、
やはり 食生活が重要な鍵を握っている というお話でした。
しかし、一口に【食生活】といっても、
具体的にどうすればいいのか分かりませんよね?
そこで、一日の摂取量を農林水産省の「食事バランスガイド」で確認しました。
確認した内容を踏まえた上で、その応用として活用できるのが、
以前にも講座として取り上げた「お弁当箱ダイエット」です。
ここでは、難しいカロリー計算はいりません。
その人の 「年齢」・「性別」・「身長」・「健康状況」・「生活状況」
などに合った 【器】 = お弁当箱 を決め、
そこへ 主食(3)+ 主菜(1)+ 副菜(2)の割合 で食材を詰めます。
あとは、5つのルールを守るだけで、子供から高齢者まで、
バランスのとれた食事が出来ます。
ということで、実際に、お弁当箱に詰めていくことで検証しました。
用意したのは、
600mlのサイズのお弁当箱と「ワーカーズ“旬”」の日替わり弁当。
日替わり弁当のメニューは下記のとおりです。
・砂肝の豆板醤和え(主菜+副菜)
・魚のマヨネーズ焼き(主菜)
・大学芋(副菜)
・野菜の胡麻和え(副菜)
・厚焼き玉子(主菜)
まずは、200mlのご飯を入れました(用意したお弁当箱のピッタリ半分の割合)。
あとは、残りの場所に、主菜(1)+ 副菜(2)の割合で詰めるだけで、
丁度良いバランスになりました。
ここで、先ほどお弁当箱に入れたご飯をお茶碗に移してみると・・・
何と 一膳半 !
その量の多さに、みんなビックリしましたが、先生曰く、
「主食をしっかり摂って、間食をできるだけしない食生活が、
メタボの改善にもなるし、予防にもつながると」とのことで、問題ないそうです。
*** 受講者の声 ***************************************************************
・3:1:2の比率が参考になりました。 MNさん
・3:1:2弁当箱法で、ご飯をしっかり食べてよいことが分かって良かった。 AMさん
・自分は、主食を食べ過ぎだと思っていたが、そうでない事が分かった。 HKさん
・主菜を食べ過ぎていた事に驚き、お弁当箱に詰めたのが、分かり易くて良かった。 NMさん
・食事のバランスの大切さ、いかに沢山の主菜をとっていたことか! FA さん
・ご飯をしっかり、主食の大切さを再確認。 I Cさん
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「一日一回でいいんです。 毎日続ければ、自然とこの食生活は身についてゆく。
健康で、明るい日々を送ってくださいね。」 という先生の言葉が心に残りました。
* 「お弁当箱ダイエット」について詳しく知りたい方は、
生活クラブ生協が認定した「くらびすと(食楽歩人)」にご相談ください。
尚、過去の「お弁当箱ダイエット」関連講座のブログはこちらです↓
2006/12/16のBlog : https://www.voluntary.jp/weblog/myblog/251/1909127#1909127
2007/10/29のblog : https://www.voluntary.jp/weblog/myblog/251/1917389#1917389
By keika