『不幸の衣を羽織った幸せ』

2008年7月26日。朝5時に起床して、

私の会社経営&人生の師匠であります

枚岡合金工具㈱の古芝社長の講演会

(私が参加しております企業家組織。倫理法人会の

モーニングセミナー)を聴きに、大和川を越え、

自転車で片道45分、松原市まで行ってきましたぁ〜♪

古芝さんのお話は、いろいろおシゴトさせて

頂いております関係で、もう何回も

お伺いさせて頂いておりますが、毎回の熱弁に

大いに感動しています。

『剛直なまでに、人間愛に基づいた経営をする。

決して自社(自分達)だけが、利益を得るような経営はしない。』

・・・ということをいつも古芝さんは特に力を込めておっしゃります。

社会に貢献してナンボという

徹底した社会の為の会社経営を実践されておられる会社って

実は意外少ない・・・つまり「儲かっている時は、社会に還元するけど、

儲かってない時は、まず自分達の会社の利益が最優先」・・・と

思う経営者(人)が殆どかと私は、見ております。

古芝さんのお考えは、見方によれば、理想論で、綺麗すぎる考え方

なのかも知れませんが、私は、そうすんなりあきらめ、片付けてしまい、

自身の利益だけを確保に走ることはせず、

その理想を追っかけ続けると、古芝さんという先輩を見て決意したのです。

講演終了後、松原倫理法人会の方々と、古芝さんと一緒に

朝食を食べました。その時の会話の中で古芝さんが、

「会社経営が大変な時は、特に次から次へと大変な出来事が起こったけれど、

そんな一見不幸な出来事でも、実は、『不幸の衣を羽織った幸せ』の

出来事なんですよね」とおっしゃり、その真意を突っ込んで聴いてみました。

つまり、誰から見ても「不幸な出来事」だと判断してしまう出来事でも、

その出来事をその時経験しておいたおかげで、

その後に来るもっと不幸な出来事を回避することが出来たり、

その不幸な出来事で、人生においてとっても大切なことに気づくことが出来て

その後の人生がよりラクに、そしてハッピーに歩むことが出来る・・・

ということなんだそうです。

前にも、ちょっとこのブログで書きましたが、

私は最近、誰から見ても「それ、不幸な出来事やろ〜」と断言されそうな

出来事を晴天の霹靂状態で、いきなり体験し、

自分の実力の無さを攻め、自分の運の無さを攻め、

天気を攻め、運命みたいな、自分じゃーどうしようもないものまで攻め、

かなり凹みまして、今もビミョーに引きずっていたのですが、

古芝さんのそのお話を聴きまして、

「あ。あの出来事って、『不幸の衣を羽織った幸せ』の出来事なんかも知れない」って

アタマの電球がパッ☆をついた気がしました。

今は、あの不幸な出来事が、どんな幸せの出来事だったか、

分りませんが、これから先の人生で、ある日ふっ・・・と気づく瞬間が

来るような気がして、今から楽しみにしています(^^)。

そんな感じで、いろんな方にお会いして、いろんなお話をお伺いするのは

本当に勉強になりますし、メチャハッピーですね〜(^〇^)☆