ある病気持ちのお母さんは、検査が続く生活で
家族や、親もついてきてくれる状況がありました。
みんなの会話は 3歳の息子さんの耳にも入ります。

春から行き始めた保育園の送りの朝。
以前は体も腰も痛いお母さんは、無理をしながら
お子さんを抱っこして
「いやだ、いやだ。保育園行きたくない!」というお子さんに
やっと行ってもらった毎日でした。

それが、お母さんの病気のことが お父さんや
おばあちゃんとの話で、だんだんわかってきました。

それから 息子さんは劇的に変わりました。
「おかあさん、病気だからね。」と言ってくれるように
なった途端に お父さんと元気に自転車で
保育園に行くように なりました。
お迎えもおばあちゃんで 大丈夫に。

お母さんいわく「わかってくれたんですよね。」
お母さんは 保育園から帰った息子さんに
「今日は どうだった?楽しかった?」
「何か 辛いことあった?」
と 声かけもします。
毎日のプールも 楽しめている様子。

以前のように、「立って抱っこして〜や、ぴょんぴょん
飛んで遊んで〜、肩車して〜」と無理は言わなくなりました。
「お母さん 大丈夫?」と言ってくれます。

3歳の優しさなんですね。
お母さんを思う気もちも つたわります。
昨日は 保育園を1日休んで おばあちゃんと動物園に
遊びに行ってきたそうです。

夜の帰りが12時すぎ帰りだったご主人も、
今では「大丈夫?」と声をかけ
夜8時過ぎには 自宅に仕事を持って 早く帰ってきて
くれるようになりました。

家族みんなに 感謝しているお母さん。
家族の愛、思いやりに支えられています。 それは今までママもしてきたから。

たった1つ。息子さんは 今お父さんに
ちょっときつく当たるそうです。
おかあさんに気を使っている分、どこかで
発散して自分の気持ちのバランスをとっているのかな〜
そんな想像をします。
素の自分を出せる人がいて よかったね。
あなたは 何が心に残りましたか?