6と9:「核-kaku-」

ナマケモノ会員の藤井芳広です。

今日は8/6、広島に原爆が落ちた日です。
そして8/9は長崎に原爆が落ちた日です。
僕たち日本人は、いや世界中の人たちはこの6と9の日を忘れ
てはいけないと思います。

でも今ここ日本で6と9が脅かされようとしています。
青森県の六ヶ所村と憲法9条です。

僕は6と9を大切にし、ここから平和を創造していきたいと思
います。

今日この日に祈りを込めて「核-kaku-」という詩を送らせてい
ただきます。

『核-kaku-』

この国のエネルギーの中核
それは原子力エネルギーという名の核

僕らがのぞむのは反核
だけどただそれだけでは三角
代替エネルギーの計画
この社会の構造の変革

青森県六ヶ所村にある核
施設はもうすぐ稼働が本格
そこで生み出されるプルトニウムの危険性は高く
事故が起きないなんていうのは幻覚
それは海や空のすぐ近く
人や環境に影響があるのは明確

僕らがのぞむのは反核
だけどただそれだけでは三角
明るい未来の計画
一人一人の意識の改革

イラクでも青森でも流す血は赤く
その操作はすべてが遠隔
そのためになくしてしまった感覚
どこかに置き忘れてしまった品格

田んぼでお米を収穫
すれば必ず体に汗をかく
それは大切なものをかぎわける嗅覚
そして自然を感じる力を磨く

僕は今こうして詩を書く
それが自分にできることだと自覚
夢はでっかく 志高く
気持ちは若く 心あたたかく

僕らがのぞむのは反核
だけどただそれだけでは三角
めざすべき社会の計画
そして一人一人の意識の変革