送り火見て考える

16日は京都を代表する伝統行事「五山送り火」を見ました。もともと「五山の送り火」はお盆に迎えた精霊を送る宗教的行事として始まったそうですが、最近では、観光行事化されることに危惧をいただく人もいます。太平洋戦争の末期には、人手がたりないこと、灯火管制が厳しくなったことにより、市民が白いシャツを着て人文字で「大」の字を描いたことも。今では、地元での赤松調達など、資材の課題もあり、自然環境や人の心のこともふくめて、考えるきっかけとなれば…。

その日の私はアルコールも入って、ごきげんさんではありましたが、自分がここにいるのは先祖のおかげと感謝して心の中で手をあわせました。