櫻ヶ岡中学校の中平です。いよいよさくらび作品紹介も最後となりました。「幸せのカタチ」という映像作品です。女子3人のキッズ学芸員たちは、自分たちの友達の写真を撮影し、音楽をバックにイメージ映像を作りたいと考えていました。簡単なようで実は難しいのが映像です。今回は、作家・結城愛さんとコラボレーションして、制作しました。作品の上映は、真っ暗にした会議室。観客が映像に集中できるように工夫してあります。
驚いたことに、映像のバックに流れている曲は、キッズ学芸員が歌っていることが最後にわかりました。「演奏はもともとのプロのものを使い、歌は歌詞を自分で作って歌っています」と言うのです。テクノロジーの素晴らしさも驚きますが、実際にそれをやってしまっていることもすごいです。生徒の顔はとても満足そうでした。
上映会場を囲んでいるパーテーションには、キッズ学芸委員の大切にしている写真が貼ってあります。「みなさんの幸せは何ですか?」という問いかけが胸に迫ってきます。