幼児の尊重されたい気持ち〜お風呂場で

東京は久しぶりに 晴れました。
まさに 洗濯日和のきょう、蝉の声も 元気に聞こえています。

幼児とお母さんの会話から〜
最近 お風呂で頭を洗う場面で
こんなことが あったそうです。
お母さんは 怒っていたこともあって
いきなり 頭にシャワーをかけたら、
息子さんは泣きながら 叫びました。

「お母さん、始めに 今、頭洗っていいか、ぼくに聞いてよ!!」

これは 幼児のお子さんの言葉です。
小さくても 自分の意思、気持ちがありますね。

その言葉を聞いてからは お母さんは こうしています。
「頭 洗うの手伝ってもいい?」
言葉をかけて・・
「うん、いいよ。」
そうすると、お子さんも了解してくれて
すんなり お母さんの手伝いが うまく進みます。
その一言!が 大事なんです。

年齢が小さかったり、時間のことに気がとられていると
こどもの気持ちを尊重することよりも
流れ作業のように 自分の仕事を進めることが
優先してしまうことがありますね。

お母さんはその経験から 更に言いました。

「これからは、こうしようよ、という前に
彼の気持ちを聞いてみようと思います。
ちょっと、彼の人権を尊重するように
優しくお願いするように言ってみようかなと思います。」

同じ人として 尊重すること、大事だと思います。
頭を洗う事も こども自身の事ですから、
本人の気持ちを尊重して
お母さんが一方的にコントロールしないような配慮をすること
それは 思いやりの気持ちから できることと思います。

あなたの子育ての中で 活かせる場面があるとしたら どんな時ですか?