吉岡昭子さんのエッセイ、08年度版ベストエッセイに掲載

にっちにも毎号エッセイを連載してくださっている
吉岡昭子さん(1927年生まれ)の作品が、
日本エッセイスト・クラブ編纂の
’08年度版ベスト・エッセイ集「美女という災難」の中の一篇に
選ばれました。

このエッセイ集、
有馬稲子の「美女という災難」、棋士の加藤一二三、
漫画家のやなせたかし等の著名人のほか、
小説家 車谷長吉や評論家 鹿島茂などの文章の専門家の作品にまじって、
81歳の今も栄養管理士として活躍されている
吉岡さんのエッセイも載っています。

『磯吉さんの法事』と題されたその作品は、
父親の法事に集まった兄弟や親戚たちの会話から、
生涯を町医者として地域のために尽くした父親の姿や
開放的な家庭の雰囲気を読む者に味あわせてくれます。

秋の夜長のひと時、
珠玉のエッセイ集を読んでみるというのはいかがでしょう。