自治体財政の健全化判断比率・資金不足比率の概要

昨日(9月30日)、総務省は平成19年度決算に基づく健全化判断比率・資金不足比率の概要を公表した。今朝の朝刊各紙に扱いは小さいものの、報道されている。
19年度の判断比率は数字の公表だけで、判断比率が基準を上回った自治体の早期健全化計画、財政再生計画の策定は20年度決算からになる。いわば19年度決算はトライアルである。
19年度決算において財政再生基準を上回った自治体は、北海道夕張市、赤平市、長野県王滝村の3自治体であった。
また、早期健全化基準を上回った自治体は、全国で40市町村である。なお、都内の自治体で2つの基準を上回った自治体はない。

総務省報道資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080930_5.html
健全化判断比率が早期健全化基準以上である団体数と団体名
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/xls/080930_5_s1.xls
団体別健全化判断比率
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/xls/080930_5_s2.xls