子どもの遊びはいろいろ・・・それでいい!

今日も2時から開催した遊び場に次から次へと子どもたちが集まってきて、4時頃には公園が子どもたちでいっぱいになりました。
 

秋は外遊びに最高の季節! のようで、初めて参加してくれたお友達もいっぱいいました。

遊びの内容はさまざまで、
「木工遊び」
「ダンボールの隠れ家遊び」
「ボール遊び」
「砂場で・・・?」
「台車の上で卓球?」
「バッタを集めてカバンに詰め込む子」
「コウロギを山ほどつかまえる子」
「滑り台で鬼ごっこ?」
「とにかく走っている子」
「ダンボールをいっぱい集めてその上ではねてる子」
「遊びの内容は分からないけど、めちゃくちゃはしゃいでる子どもたち」などなど・・・・。

最近少し私たちの活動を理解していただくようになり、さまざまな方とお話させていただけるようになりました。

しかし「遊び場の中でどんな遊びをしているんですか?」という質問には毎回どう応えてよいのか悩んでしまいます。

木とか工具を持って行って、「さあ!木で何か作るよ!」なんて言って遊び場始めることもないし、焼き芋焼きながら「みんなで焼きいも焼くよ!」なんてことも言わない。

ただ遊べそうなものと、地域の仲間と、場所と時間があればそれでOK(%星%)

主役はキミだ!(子どもも大人も主役になってOK!)

でも今は子どもだけで安心して遊ぶ環境が少なくなってきてるから私たちみたいな「見守る大人」が必要なのだと思っている。

それに3、4年生ぐらいの子は反抗期というか、大人が考えた遊びは嫌いな時期があったりする。仲間と一緒に大人に隠れてちょっと悪いことをしたい年頃というか・・・それを許すわけにはいかないけど、そんな時が子どもの発達課題には大切と必ず子育ての本に書いてあるし、私もそんな時期は必要だと考えている。

だから、今みたいに禁止事項の多い遊び環境においては、大人の思うとおりに遊ぶ子どもたちのイベントより、やりたいことが思いっきりできる遊び場のほうが、求められているのである。ちょっと悪いことがしたい時期にその遊びを大人が見守る環境があって、本当にいけないことをした時は叱り、悲しい時は共感し、成功した時は喜びを分かち合う・・・そしていつしかその子たちも成長すると共に、しっかりとしたモラルを身につけ、次の時代の子どもたちにそのことを伝えていく。

そんな子どもたちによるモラルの連鎖が成立すれば地域で安心して子育てすることのできる時代もくるのではないだろうか。

いや、そんな時代が来てくれないと、ますます子育てしづらい社会が続くのではないだろうか。