黄色い毛糸・制作5日目③

2階から見て、まだうすそうなところをねらって毛糸を投げ下ろしていきます。

通りの向こう側から見るとこんな感じ。
かなり厚みがでてきて、最初のプランに近くなってきました。

隣のMICさんの大家さんが登場です。
何か注意されるのかと思いきや、「奥の方がさびしいからこうしたらどうか」と独自のアイデアをもってアドバイス。
通りがかりに声をかけてくださる方には年配の方が多く、ふつう「なんなのこれは」とか「あれやっちゃだめ、これやっちゃだめ」的な反応が多いのですが、どうもこの通りをとりまく方は開放的なのか、すでに幸福色に染まっているのか、「もっとこうした方がいい」とか積極的です。
さすが民本主義の旗手・吉野作造先生をを生み育てた町ですね。

そうして、「アート」が「町のもの」になっていくこのプロセスが楽しいですね。

(つづく)