猛禽類に襲われた

遊歩道を歩いて柏側へ、
そこでユリカモメの群れがパンくずをやって
いる人のところへ飛んできた。
いきなり空から茶色いカラス大の鳥が急降下、ユリカモメは
一瞬水に落ちて動けない、その後この大型の鳥は仲間の
ユリカモメとおいつ追われつ空に消えていった。
もがいていたユリカモメはようやく水から顔を出し体制を整え
水面に浮いたが、飛ぼうとしても飛び上がれない、
少しして仲間のユリカモメが数羽戻ってきて近くの水面に降り
心配げに傷ついた仲間の傍によって行った。
私たちは此処まで見て出発したが、あの時パンくずを投げて
いた人がいなかったらユリカモメも油断しなかったであろうに。
それにしても自然界は食うか食われるか、油断して人から
餌をもらおうとして、傷ついた鳥は哀れ!!
自然界の生き物に餌づけをしてはいけないと思った。

襲った鳥はサシバかノスリのようでもあったが一瞬の出来事で
確認が出来なかった。

観察会はこの後、里山の道で楽しげに柿に群がるメジロの
集団を見つけ、心和みつつ近くの近隣センターで一杯の
珈琲で休憩し解散した。