こんにちは。
我が家は おしゃべり好きな 長男が ひさしぶりに家に帰ってきました。
にぎやかに なりそうで 楽しみです。
出先で こんな風景を見かけました。
1歳くらいの、まだ よちよちしている 男の子がいました。
その目の前には 背の高い スタンドがありました。
ちょうど、男の子の目の高さに だんだんになった パンフレットが 差してありました。
男の子は 珍しそうに見ていて、やがて・・
ごきげんな 表情で
そのパンフレットを 引き抜いたり、戻したり し始めました。
何度かは うまくいきましたが、
突然 ぼとっと 3〜4枚 下に落ちました。
また うまく いかなくて もう1回 落としてしまいました。
気がついた お母さんは、それまで 家族の おしゃべりに 夢中でしたが
とんできました。
言葉は「ま〜」くらいで あまりかけず、 (ちょっと どいて!)という風に
こどもを 後ろにやって さっと 落としたパンフレットを 元に戻しました。
1歳の男の子は それを 見ていたのですが、
さっきの ごきげんな顔から 一変して 急に無表情になり、
わざと(私には そう 見えました)
パンフレットを どさっと 床に落としました。
もう1回 お母さんを見て、わざと 落としたように 見えました。
その動作に すごく 男の子の意思が あったように 感じました。
もしも・・・
お母さんが、ずっと 男の子の様子を 関心を向けて 見ていて
落としたパンフレットのそばに 来たときに、
「パンフレットを 入れていたのね。
はじめ、上手に できていたね。お母さん 見ていたのよ。
あれ、今は 下に 落ちちゃったんだね。」と 笑顔で 語りかけてあげたら
男の子は どんな 表情をしたのかしら・・
あなたは どう 思われますか?
※「3日でやめる人、3年続く人」 という本の一文を ご紹介します。
(引用 はじめ)
人は、五感を通して モノゴトを 認識しています。
そして 現実の情報が五感を通るとき、無意識 というフィルターを 通過して
知らず知らずの うちに 情報を 選択しています。
人の意識は、その人にとって 関心があるものに 集中します。
その事で 無駄な情報を 排除しています。 (引用 おわり)
関心があるもの以外は 無駄な情報として 排除されてしまうのですね。
『相手に関心をもつ』 という事が 楽しいコミュニケーションの始まり。
自分たちの おしゃべりに 関心をもっているか、
子どもの様子に 関心を持っているか
それによって 会話がずいぶん 変わってくることを 感じました。
※※「3日でやめる人、3年続く人」 日本実業出版社
著 長岡高生さん わたしのコーチ仲間の先輩です。
この本には NLP理論と コーチング手法を応用した スキルが紹介されています。
ご興味があったら 見てみてください。