櫻ヶ岡中学校の中平です。1学年必修授業「ルネサンス2008」。レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や「モナ・リザ」などを鑑賞材料として、模写や人物画、写真など様々な方法で学習を行ってきました。その集大成的まとめ題材が「僕の私のルネサンス的出来事」です。アクリル絵の具を使い、イラストボードに、「今までの人生で最も自分に影響を与えたり、衝撃を与えた出来事や、場面、瞬間を描きましょう。」という課題です。昔風に言えば、「生活画」でしょうか。
写真の作品の題名は「リレー」。陸上部の生徒がバトンを渡され、必死になってコーナーを駆け抜けている一瞬が描かれています。どきどき感が伝わってきます。
瞬間や場面ではなく、ずっと好きだったものや事も、想像力たっぷりに描かれています。写真の作品名は「宇宙と交信中」です。小さい頃から宇宙の星を見ることが大好きだった作者。宇宙の星がこんなにもリアルではっきり見えていたというイメージが表現されています。
場面や、瞬間といったものをイメージする上で、レオナルドの「最後の晩餐」は、参考資料として、極めて有効でした。顔の表情や、身体の動きなどに、大きな影響を感じることができます。