明星大学他で、保育士を目指す学生さんたちに
絵本について、読み語りの重要性と楽しさについての
講座を展開しておられる後路 好章先生は、柔和な表情と
語られる言葉がリズミカルで活き活きとした素敵な先生でした。。
長年、学研・あかね書房・アリス館で子どもの本の編集に携わって
こられた方でもあり、作者たちとのエピソードの思い出をいっぱーい
持った心楽しい方でもあり、さらに、子どもの本の作者として
心温まる、心優しい作品を世に送り出しておられる方でもあります。
講義は「赤ちゃんは人と関わろうとして生まれてくる。人は人と関わるために
生まれてくる」このことの確認から始まりました。お話を伺いながら、今、
この再確認がどんなに大切なことかと、心と頭に灯火をともしていただいたような
思いがしました。