SlowBerryField 11/11の報告

SlowBerryField、11月11日の報告 藤岡亜美
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今日もみんなで連れ立って、千葉は千城台の畑へ。
「今年の夏は畑があったおかげでほんっとうに楽しかった」とあいぽんが振り返る。
夏の間、彼女がひとりでも草取にきていた畑は、収穫の秋をむかえました!

落花生のぼっちは(藁やビニールシートの代わりに)傘をさして、まるで「かかし」の役割をしています。
足下には板をかませて、雨にもぬれないように配慮している不気味なトトロ。
さすが建築家の峯田さん、愛情にあふれた新しいデザインです。

長靴の足を踏み入れると、ずぼっと落ちてしまうほど、ふかふかの土。
自然農で耕し始めて、4年目。地中には太いみみずやカブトムシの幼虫
がうごめき、まるで海みたいな広がりをもってきました。

今回は、麦踏みをしました。
大豆の畝間に、グッドタイミングで出てきた、蒼い麦の葉。
一度踏みつけておくと、根が地中に下りて、霜の季節にも根を浮かせずに
踏ん張れるんだって。
夏のあいだ、それぞれの時間を刻んでいたいろんな作物や葉っぱと、
だまって向き合うたかしくんの背中。背中からみても、ニコニコしていました。

畑のまわりには、色とりどりの花が咲いています。パンジーに、菊、たんぽぽのわたげ。
むすびはピンクの花びらをとって、大好きな石毛さんに、ハイどうぞ。
すると、石毛さんは、花びらにペロっとつばをつけて、むすびのおでこにペタっ。
自分のおでこにもペタっ。石毛さんの「遊びの幅」っていったら、
永遠の小学生といわれる私も、ハッとしてしまうほどです。

バッタや冬眠前のカマキリ、オナガも遊びにきてました。
そんちゃんが、銀と2種類の黄色の縞模様の、大きな蜘蛛もみつけてみせてくれました。その色合いの美しさが、いまだに頭の隅っこに張り付いていて、ため息がでます。

私は鋤の使い方が上手くなったとほめられてごきげんでした。
今回の収穫は、エビ芋、間引きねぎと大根、にんじんに落花生にミニトマト。
次は、11月30日BuyNothingWeekend. 大豆の収穫ができそうです!