いよいよ水郷ロケ間近!! 〜遺言プロジェクト〜

今日は、まず、前回取材をした八幡堀を守る会のSさんが八幡堀清掃をしておられるシーンのロケハンをしました。

夜明け前の静寂に包まれた八幡堀で、ひとり黙々とゴミを拾うSさん。
その姿を「映画的に」表現するための新しい試みとして、胴長(胸まであるゴム長)を借りてきてカメラマンが堀に入り、水槽に入れたカメラを堀に浮かべて水面すれすれから撮影する実験を行いました。

アイディアを出した原監督自身も半信半疑でしたが、撮った映像をマルチメディアセンターに帰って確認してみたら、とてもいい感じに撮れていました☆

柔らかい頭でいろいろと新しい発想を産み出し、とにかくやってみる。

その手法の重要性は、「まちづくり」においても全く同じ。…分かっていてもなかなか実践できないことですが、原監督が尻をたたいてくださるお陰で、メンバーもだんだんその楽しみを心得てきたようです。

「原監督なら、ここでどう考えるかな?」と思いをめぐらせることが、結果的に、個々人の頭をやわらかくするためのよい発想法のトレーニングになっている気がします。

その後、あさっての水郷ロケに備えて、タイムテーブルと図面を見ながら、現場で撮影行程の最終チェックをしました。

被写体となる舟と4台のカメラとが複雑に動く今回のロケは、かなり入念に打ち合わせておかないと、現場で混乱してしまいますので、何度も何度もしつこく確認!