私が台所で切り物をしていた時〜
子ども達の会話が聞こえてきました。
娘「(生)カキを食べるって、大人だと思わない?」
息子「うん、そうだよね〜。」
(その会話、楽しい!母。)大学生です。
母「小さい時は、カキは見ただけでNO!だったのよ。」
娘「え〜そうなの?こんなに美味しいのに。」
成長すると味覚も 変わってくるようですね♪

さて、TVより〜ある男優Sさんの
高校時代のお父さんの思い出の話です。。

高校時代、Sさんはスポーツをやっていて
大会にも出られるくらいに 頑張っていました。
でも、父親はいつもとても厳しく
「ちゃんとやれ!」とか「それがなんだ。」
そんな言葉をかける人でした。

Sさんが 高校で絶好調だった時、宮崎県大会に
遠征して出場できるチャンスがきました。
母親は時々 大会に来ていましたが 
父親はまだ1度もありませんでした。
でも、この大会には こっそりと父も来てくれている事を
Sさんは 母親から聞いていました。

(父親に何とかいい所を見せたい)、そう思って 
Sさんは大会前日も 一生懸命に練習をしました。
ところが、その前日練習で張り切りすぎて
大事な腰を痛めてしまったのです。
(これはいかん・・)と思いましたが、明日は大会です。
案の定、大会の当日は 力を出すどころか
予選落ちしてしまいました。

終わってから 両親の前に行って、Sさんは土下座して謝りまったそうです。
「こんな結果になってしまって 本当に申しわけありませんでした。」
涙があふれてきたそうです。
いろいろな気持ちが あったことでしょう。

すると Sさんの父親は言いました。
「何十年ぶりかでお母さんと一緒に こんな風に宮崎県まで 
2人で来ることができたのは、
お前が いつも一生懸命に練習をしてここまで来たお陰だよ。
本当に感謝している。どうもありがとう・・。」

Sさんは もう1度 涙がとまらなかったそうです。
素敵なお父さんですね。

父親って 普段は口数が少なくて 本当の思いを心にもったまま
言葉にしない場合も 多いのかもしれません。
こんな風に 正直な今の気持ちを届けることができたら
もっともっと 家族の心のつながりが深まるんじゃないかしら
と感じました。
Sさんは きっと 自分の父親のように 深くて広い愛情あるお父さんに
なることでしょう♪

あなたは 家族に伝えたい気持ち、何か ありますか?