世界の人権2008−「人権を知らずにいることは、リスクである」

「世界の人権」はアムネスティ日本支部から、毎年翻訳発刊されている。日本の人権状況についての記述も掲載されているが、「世界の人権2008」は次のような課題が取り上げられている。世界的視点からみた日本の人権状況について知ることも重要である。

<日本の課題>
死刑執行の状況について
代用監獄(裁判前拘禁制度)について
難民・移民について
第二次大戦中の日本軍の性奴隷制の生存者に対する補償問題について

なお、アムネスティ日本支部のスタッフブロには次のような記事がある。

アムネスティ・スタッフブログ
「人権を知らずにいることは、リスクである」
国連や欧米諸国、そして世界の報道機関が注目する、アムネスティ年次報告書。その完全日本語版「アムネスティ・レポート世界の人権 2008」が先日刊行されました。
報告書には、世界150カ国の人権状況が国別に記載されています。しかし日本では、この報告書に記録されている各国の様々な人権状況について報道されることはほとんどありません。
各国の人権状況を正確に伝えるこの報告書は、グローバル化の波の中、私たち一人ひとりに影響を及ぼす世界情勢や人権状況の実態を知るために欠かせない情報の宝庫です。