12月13日に大東市民会館で啓発研修会を催しました。

世代や障害を越え、「誰もが集える地域のたまり場」を実際に実践しておられる茨木市の「地域共生ホームすまいる」という高齢者デイサービス代表の米田さんを講師として招いての講演会です。

 「すまいる」では、介護保険事業の中でデイサービスと居宅介護支援を行っており、それ以外では自主事業として、障害児・者、乳幼児、学童などの受け入れも、柔軟に行っています。

天気のいい日には外出をしたり、食事も利用者と相談したものを一緒に手作りしたり、特別ではない普段の暮らしがそこにはあります。

子どもからお年寄りまで、同じ場で過ごしており、認知症が進み、なかなかコミュニケーションが難しい方が、子どもたちと触れ合い、笑顔で過ごしている写真もたくさん見せていただきました。

子どもに逢えることが生きがいとなり、いきいきと過ごしているお年寄りの姿や、お年寄りと一緒に楽しそうに過ごす子どもたちの姿がとても印象的でした。

 米田さんのお話の中で「排除しない・排除されない場所でありたい。なじみの関係を大切にしつつ、赤ちゃんからお年寄りまで共に生きる場所を目標にしている」とありました。

私たちの地域の中でも、米田さんの言葉を活かしたような地域づくりを行っていく必要性を感じました。

誰もが地域の中から排除されず、近隣のなじみの関係で助け合ったり、支えあえる地域を目指して、住民の方と共にCSWも今後の活動を行っていきたいと胸に刻みました。

立川